セキュリティソリューションのグローバルリーダーであるSophos(日本法人:ソフォス株式会社 東京都港区)は本日、Sophos AI Defenseの一般提供を開始したことを発表しました。本製品は、従業員やアプリケーションが使用しているAIツールを、セキュリティチームが承認していないツールも含めて検知し、これらのツールがどこで実行されていてもポリシーを適用します。組織が把握できていないAIツールは、情報の機密性、完全性、可用性を損なう潜在的なリスクとなります。Sophos AI Defenseは、AIネイティブのサイバーセキュリティ防御システムであるSophos Fusionを通じて提供され、デバイス、ネットワーク、サインイン時、ブラウザでの各制御機能を1つの防御体制に統合します。これにより、チームは管理しなければならない独立したツールを新たに追加することなく、AIをより迅速かつ安全に導入できるようになります。
攻撃者も企業と同じように、AIに新たな機会を見いだしています。今年だけでも、Sophos X-Opsは、顧客のネットワーク内でAIエージェントを使い、約80種類のマルウェアモジュールを開発およびテストした攻撃者や、最先端AIモデルのAPIキーを仲介販売するサイバー攻撃者、ジェイルブレイクの手法を売買する地下フォーラム、AIのプロンプトエンジニアを採用しようとする犯罪組織の動きを追跡してきました。
多くの組織では、承認されていないAIがすでに稼働しています。2025年3月から5月にかけて、ガートナーがサイバーセキュリティの責任者302人を対象に実施した調査によると、69%の組織が、従業員が使用を禁止されている一般向けの生成AIを利用しているのではないかと疑っているか、あるいはその証拠を把握していることが明らかになりました。[1]また、82%の組織が過去1年間に自社環境でシャドーAIエージェントを発見しており[2]、IT管理者の90%がシャドーAIのリスクを懸念しています[3]。IDCは、2028年までにAIエージェントの数が13億に達すると予測しており[4]、この問題は今後、さらに拡大する見込みです。
これらのAIエージェントやツールは、いずれも新たなアタックサーフェスとなると同時に、機密データが社外に流出する新たな経路にもなります。Sophos AI Defenseは、デバイス、ネットワーク、アイデンティティ、ブラウザの各レイヤーからシグナルを収集し、組織内のAIの利用状況を可視化します。さらに、AIツールを利用しているユーザー、その利用方法、関係するデータを分析し、通常の利用と対処が必要な活動を区別します。機密データの漏えいを防止するリアルタイムのガードレールにより、プロンプト、アップロード、その他のAIとのやり取りを、その発生時点で検査します。こうした活動の情報はSophos Fusionシステムにも取り込まれ連携されます。そのため、Sophos XDRを利用するセキュリティチームやSophos MDRのアナリストは、使い慣れたワークフローを通じて調査や対応を行えます。
ソフォスの製品管理部門のシニアバイスプレジデントであるカイル・ファルケンハーゲン(Kyle Falkenhagen)は、次のように述べています。「組織では、AIを保護する体制が整うよりも速いペースでAIの導入が進んでいます。また、多くのセキュリティチームは、どのAIツールが稼働しているのか、どのようなデータが入力されているのか、そして、その利用状況がポリシーに沿っているのか、という基本的な3つの質問に答えらずにいます。Sophos AI Defenseは、こうした状況を可視化し、その情報に基づいて対処するための制御機能をセキュリティチームに提供します。これにより、AIの利用を承認する際にも、何を承認するのかを正確に把握できるようになります」
Sophos AI DefenseはSophos Fusion上で動作するため、リソースが限られているセキュリティチームでも、導入してすぐにAIセキュリティ対策を有効にできます。また、マネージドサービスプロバイダー(MSP)は、この新たな機能を顧客全体に提供できるようになります。今回の発表は、サイバーセキュリティ意識向上月間に合わせたものです。あらゆる規模の組織で、AIを安全に導入することの重要性が高まっています。
Empyreal Logistics社のCTOであるアンソニー・ベンダー(Anthony Bender)氏は次のように述べています。「お客様から、当社がAIをどのように活用し、どのように保護しているのかを尋ねられるようになりました。しかし、これまでは明確に答えることができませんでした。承認されていないAIツールの使用をブロックしたり、制御したりする手段がなかったのです。現在では、従業員によるAIの望ましい利用方法を明確にし、それを実践できるようになりました。また、お客様に対しても、当社が説明していることを実践していると示せるようになりました。今では、お客様から尋ねられても、自信を持って答えられるようになりました」
Sophos X-Opsによる調査結果の詳細は、「Sophos AIセキュリティレポート2026年版」(https://www.sophos.com/ja-jp/content/sophos-ai-security-2026-report )をご覧ください。
製品の詳細については、https://www.sophos.comD/ja-jp/products/ai-defenseをご覧ください。
[1]Gartner®、Press Release, 「Gartner Identifies Critical GenAI Blind Spots That CIOs Must Urgently Address」(Gartner、CIOが早急に対処すべき生成AIの重大な盲点を特定)、2025年11月19日。https://www.gartner.com/en/newsroom/press-releases/2025-11-19-gartner-identifies-critical-genai-blind-spots-that-cios-must-urgently-address0
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[2]Cloud Security Alliance、「Autonomous but Not Controlled: AI Agent Incidents Now Common in Enterprises」(自律型AIエージェントを制御できない問題:企業でインシデントが頻発)、2026年4月20日(Token Securityの委託による調査)。
[3]Komprise、「IT Survey: AI, Data & Enterprise Risk」(IT関連調査:AI、データ、エンタープライズ企業のリスク)、2025年6月3日。従業員1,000人以上の米国企業に勤務するIT部門のディレクターおよび経営幹部200人を対象とした調査。
[4]IDC、「IDC Info Snapshot」、2025年5月。