~赤尾商事株式会社様~

11月 25, 2020 —

ネットワークおよびエンドポイントセキュリティのグローバルリーダー企業である英国ソフォス (日本法人:ソフォス株式会社 東京都港区 代表取締役 中西 智行)は本日、群馬県にあるエネルギー総合商社の赤尾商事株式会社(本社:群馬県高崎市、代表取締役社長:赤尾 佳子)がソフォスのファイアウォール製品を利用して、本社データセンターと営業拠点間を結ぶネットワークを再構築し、ファイアウォールの負荷分散による通信速度の高速化を実現したと発表しました。

背景と課題 
赤尾商事は、昨年までは専用線でインターネット接続された本社データセンターと群馬県、埼玉県、長野県、および福島県にある計23カ所にある営業拠点およびリモート従業員とを一般の光回線で結んで、インターネット通信やファイル共有のためのVPN接続を運用していました。同社のセキュリティは、本社データセンターに設置されたソフォス製ファイウォール「Sophos SG310」で営業拠点およびリモート従業員までをすべて集中管理していましたが、ウェブ会議やクラウドなどのインターネット利用の増加により、「Sophos SG310」の負荷が高まったことでネットワークの輻輳が生じ、VPN接続の通信速度の著しい低下が顕在化してきました。このネットワーク・アーキテクチャにより、ファイルサーバーに朝や夕方など特定の時間に社員からのアクセスが集中して繋がりにくくなったり、Zoomによるウェブ会議が途中で途切れるなど、日常業務に支障をきたすようになってきました。

導入後の効果 
このような課題を解決すべく、赤尾商事はネットワーク機器の入れ替えのタイミングに合わせて、同社のネットワーク設計・運用を手掛ける株式会社両毛ビジネスサポートとすでに製品納入実績のあったソフォスのサポートを得て、ソフォス製ファイアウォールをアップデートして、ネットワークを再構築しました。新しいネットワーク構成では、本社データセンター側に「Sophos XG 210」を、また営業拠点側には各拠点の規模によって「Sophos XG86」、あるいは「Sophos XG106」 、あるいは「Sophos XG 210」を設置してインターネットの出口をルーター化することで、ファイアウォールの負荷分散を実現し、通信速度の高速化を図り、業務効率を大幅に改善することができました。コロナ禍が本格化する以前にすでに新しい負荷分散型ネットワークに移行していたことで、従来生じていたような通信速度の低下を回避でき、社内コミュニケーション、対顧客営業およびマーケティング活動に加えて、学生向けの会社説明会や入社式まですべて快適な通信環境の下、オンラインで行えるようになりました。また、ファイアウォール製品がすべてソフォス製で統一されることで、同一のセキュリティ・ポリシーに基づく高いセキュリティレベルを維持できるメリットもありました。

今後の展望 
赤尾商事は、今回のネットワーク刷新で、セキュリティ知識に乏しいアルバイト従業員でも容易に扱えて、セキュリティが堅牢なVPN環境を限られた期間内で構築することができました。同社は今後、フィッシングや詐欺メールなどの被害が増加している中、利用者である従業員の過失を未然に防止するためのセキュリティ教育を一層重視していく方針で、“Sophos Phish Threat”などソフォスの従業員向けセキュリティ教育サービスの導入を検討していく意向です。

赤尾商事の導入事例(PDF)は、こちらからご覧ください。 
https://www.sophos.com/ja-jp/lp/jp-case-studies

Sophos XG Firewallの詳細は、下記URLをご参照ください。 
https://www.sophos.com/ja-jp/products/next-gen-firewall 

赤尾商事株式会社について

赤尾商事は、昭和26年創業以来、創業者が唱えた「町の油医者たれ」をモットーに主にガソリンスタンド運営、LPガス事業、産業用燃料・潤滑油販売などのエネルギー関連業務を手掛けるエネルギー総合商社として発展し、群馬県、埼玉県、長野県、および福島県を中心に地域社会に貢献する地元密着型事業を展開しています。また近年では、エネルギーの分野にとどまらず「世の中のお困りごとを解決する会社」になるという新たなビジョンの下、福祉車両・車いすの販売およびメンテナンス事業、工場現場向けのパトロール給油事業、一般家庭向け使用済食用油回収サービスなど、新しいニーズに対応した事業を次々と立ち上げています。同社の詳細情報は、https://akaoshoji.co.jp/ をご覧ください。

ソフォスについて

ソフォスは、次世代エンドポイントおよびネットワークセキュリティのリーダー企業であり、連携型セキュリティのパイオニアとして、エンドポイント、ネットワーク、暗号化、Web、電子メール、モバイルセキュリティソリューションを連携させ、優れた効果を発揮させる革新的なポートフォリオを開発しています。ソフォスの製品は、脅威対策やデータ流出対策のベストソリューションとして認知されており、世界約150カ国で1億ユーザー以上のお客様に採用されています。ソフォスの製品は、47,000社以上の登録パートナー企業から構成されるグローバルチャネルからのみ提供されます。ソフォスの本社は英国オックスフォードにあります。詳細については、www.sophos.com (日本語サイト:https://www.sophos.com/ja-jp)をご覧ください。

報道関係のお問合せ先

ソフォス株式会社広報事務局 
Tel: 03-6454-6930 
Email: sophos@ambilogue.com

ソフォスについて

ソフォスは、MDR (Managed Detection and Response) サービス、インシデント対応サービス、およびエンドポイント、ネットワーク、メール、クラウド セキュリティ テクノロジーの幅広いポートフォリオなど、サイバー攻撃を阻止する高度なセキュリティソリューションを提供する世界的なリーダーであり、革新的な企業です。ソフォスは、最大手のサイバーセキュリティ専門プロバイダーの 1つであり、全世界で 60万以上の組織と 1億人以上のユーザーを、アクティブな攻撃者、ランサムウェア、フィッシング、マルウェアなどから保護しています。ソフォスのサービスと製品は、Sophos Central 管理コンソールを介して接続され、企業のクロスドメイン脅威インテリジェンスユニットである Sophos X-Ops を利用しています。Sophos X-Ops のインテリジェンスは、Sophos ACE (Adaptive Cybersecurity Ecosystem) 全体を最適化します。このエコシステムには、お客様、パートナー、開発者、その他のサイバーセキュリティおよび情報技術ベンダーが利用できる豊富なオープン API セットを活用する一元化されたデータレイクが含まれます。ソフォスは、フルマネージド型のソリューションを必要とする組織に、Cyber​​security-as-a-Service を提供します。お客様は、ソフォスのセキュリティ運用プラットフォームを使用してサイバーセキュリティを直接管理することも、脅威ハンティングや修復などソフォスのサービスを使用して社内チームを補完するハイブリッドアプローチを採用することもできます。ソフォスは、リセラーパートナー、MSP (マネージド サービス プロバイダ) を通じて販売しています。ソフォス本社は英国オックスフォードにあります。詳細については www.sophos.com をご覧ください。