セキュリティ脅威の現状:
2010 年の動向と 2011 年の予測
2010 年は、ソーシャルメディアが幅広く多くの分野で取り入れられ、革新的なモバイルデバイスが普及したことで、人とテクノロジーの付き合い方、そして人間同士の付き合い方までが進化した年でした。
今日では、ユーザー自身が「情報コンテンツ」そのものになってきています。モバイルコンピューティングの利用が急増することで、ソーシャル Web サービスの影響力が拡大しており、両者は相互に成長を促し合ってきました。こうした状況によって、容易に「情報コンテンツ」を共有でき、どこからでもアクセスできることが今日の「新しいグローバル文化」の特質となってきているため、ユーザーの生活におけるプライベートと仕事の領域が変化し、それらの区別があいまいになってきています。
当然ながら、サイバー犯罪者などは、今回のようなテクノロジーの進化についても綿密に調査し、テクノロジー自体に含まれる脆弱性や人間本来の弱さを悪用しようと画策しています。
2010 年に SophosLabs が分析した 1 日あたりのマルウェアの検出数は約 9 万 5 千件で、2009 年の検出数の約 2 倍に膨れ上がりました。これは、1 年 365 日 24 時間にわたり、常に 0.9 秒ごとに 1 件の新たなマルウェアファイルが検出されたことを意味します。加速度的にマルウェアの脅威が増加しており、警戒と対策が必要なことは明らかです。
こうした攻撃を阻止するために、組織やユーザーは保護対策を強化し、適切なマルウェア対策製品を導入しておく必要があります。
マルウェア ホスト国トップ 10