Cabir ワームは、Symbian OS が搭載されている携帯電話でのみ動作します。しかし、感染したという報告は入っていません。
ソフォスのウイルス専門家は、携帯電話に感染する最初のウイルスが出現したというメディアの報告に対して、パニックに陥らないようお客様に呼びかけています。
Symb/Cabir-A ワームは、ノキアシリーズ 60 などの携帯電話で使われている Symbian OS 上で動作します。しかし、セキュリティコミュニティの一部による大々的な報告にもかかわらず、このワームはユーザー環境では発見されておらず、受信者に気付かれずに蔓延することはないとも思われます。
ソフォスのシニアテクノロジーコンサルタントの Graham Cluley は次のように述べています。「Cabir ワームは、Bluetooth 経由で近くにある互換性のある携帯電話に感染しようとします。しかし、ワームを受信することを受信者が選択しない限り、ワームは感染できません。このワームが蔓延すると思われる唯一の方法は、ウイルスアナリストが、ハイセキュリティラボでお互いにウイルスを送信しあうことによるものと思われます。ユーザーはさしあたり、インターネットやメール経由で蔓延している多数の悪質な Windows ワームについて、もっと関心を持つべきでしょう。」
ソフォスは携帯電話ユーザーに対し、携帯電話で Bluetooth の設定『他人に見える』を選択から外すことにより、様々な Bluetooth の脅威に対抗できると勧告しています。この操作により、望んでいない悪意あるプログラムや、予期せず不必要で恐らく不快なメッセージを送信されることを阻止できます。
去年の11月に、ソフォスは、一部の携帯電話ユーザーが、『ブルージャックされた』後で、携帯電話がウイルスに感染したのではないかと心配していると報告しました。(リンク先英語)
ソフォスは、ノート PC、プリンタ、および他のデバイスが Bluetooth に対応している場合でも、Symbian OS を搭載していないため、Cabir ウイルスに感染することはないと、ユーザーに呼びかけています。
Cluley はさらに次のように述べています。「PDA や携帯電話などのモバイル機器は、ウイルスやトロイの木馬に対して、ここ何年か理論的には脆弱でしたが、マルウェアが書かれたことはほとんどありません。モバイル機器は、OS バージョンやファームウェア更新、そしてデバイス特性など様々な点で異なるため、結果として、ウイルス作成者は標的を定めにくくなっています。 これが、現在、悪質コードによる携帯電話への大きな脅威が存在しない理由の一つです。マイクロソフト Windows 稼動のコンピュータ、という古くてなじみのあるターゲットを攻撃することにウイルス作成者はより関心があるように思われます。」
150ヶ国で 1億人以上のユーザーが、複雑な脅威やデータ漏えいの阻止に、ソフォス製品を使用しています。ソフォスは、管理・導入・使用が簡単で、総管理コストが業界で最も低い、セキュリティ対策とデータ保護のソリューションに専念しています。ソフォスでは、グローバルに展開する脅威解析センター、SophosLabs の支援を受けて、暗号化、エンドポイントセキュリティ、Web、電子メール、ネットワークアクセス コントロールなど、評価の高い製品を提供しています。20年以上にわたる経験を持つソフォスは、セキュリティおよびデータ保護の業界リーダーとして第一級のアナリスト団体から高い評価を受け、多くの受賞歴を誇ります。